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ふるんふるんの生地が美味しい「台湾カステラ」は、意外にも家にある材料で作れちゃうことでも、人気ですよね~。
実は私も、その流行に乗って台湾カステラを作ってみたんですけどね、ウソみたいにしぼんじゃって、ガックリ(´-﹏-`;)
聞くところによると、台湾カステラがしぼむのは、けっこう「あるある」なのだとか?
そこで今回は、台湾カステラがしぼむ原因を徹底調査!
しぼまない方法や、台湾カステラが割れる、腰折れした場合の対処法なども詳しく調べてみました。
この記事でわかること
- 台湾カステラがしぼむ原因
- 台湾カステラが割れる場合の対処法
- 台湾カステラの生焼けの原因
- 台湾カステラの日持ちや保存方法
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Contents
台湾カステラがしぼむ原因は?しぼまない方法も解説!
台湾カステラがしぼむ原因には
卵白を泡立てすぎている
- 湯煎温度が高い
- 焼く温度が間違っている
- 焼き時間が短い
- 粉が混ざっていない
- 卵が古い
- 油の温度が間違っている
- 砂糖を減らした
- 型から出すのが遅い
- 空気対流機能を使った
などがあります。
けっこう、色んな原因が考えられるんですね。汗
しぼまない方法も含め、ひとつずつ詳しく解説しますね。
卵白を泡立てすぎている
台湾カステラは、卵白を泡立てる際に、泡立てすぎてしまうのはNGで、しぼむ原因に繋がります。
通常、お菓子作りは「卵白を角が立つまで泡立てる」のが基本になりますが、台湾カステラの場合は、角が立つ一歩手前で止めるのがポイント。
角が立つまで泡立ててしまうと
気泡を多く含む→膨らみ過ぎる→しぼむ
可能性があるんです。
しぼまないようにする為には
- ボウルを逆さにして落ちてこない程度
- メレンゲの角がすぐお辞儀をする程度
などを目安に泡立てるのが◎
また、使う調理器具は水分や油分が付いていない、清潔なものを使うことも大切になりますよ。
また、うっかり角が立つまで泡立ててしまったら
- 少しだけ生地を置いておく
- メレンゲと卵黄を合わせる時に調節する
などで対処するようにしましょう。
でね、注意が必要なのが、泡立て方が弱いと、今度は「ふくらまない原因」になってしまうんです。
そのあたりの匙加減が難しいですよね・・。
目安は「角が立つ手前」ではありますが、もし、これでふくらまなかったら、次に作る際は「角が立つまで」泡立ててみてもいいかもしれませんよ(⑅•ᴗ•⑅)
湯煎温度が高い
台湾カステラを焼く際に天板はる「湯煎」、この湯煎の温度が高いと、しぼむ原因に繋がります。
湯煎の温度が高いと
生地の側面と底だけが急に温かくなる→生地が膨らむ→固まっていない表面の生地が破れる→破れ目から空気が抜ける→しぼむ
になってしまうんです。
また、お湯の温度が少なくてもしぼむ原因になるので、注意が必要!
しぼまない方法としては、台湾カステラは均一に加熱することが大切なので50~60℃低めの湯煎温度にするのが◎になるんですが、こちらの湯煎温度計で、きちんと温度を計るのがおすすめです。
パール金属の「湯煎に便利なデジタル温度計」です。
ペンのような形状のこちらの温度計は、湯煎などの熱い温度を計るのにとても便利。
もちろん、湯煎だけでなく油の温度、チョコレートの温度、パンの発酵温度なども計れちゃいます。
ひとつあれば、きっと重宝するはずですよ~。
デジタル温度計で湯煎の温度をしっかりチェックして、しぼまない台湾カステラを作っちゃいましょう*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
焼く温度が間違っている
台湾カステラを焼く温度が高い、または低いことでもしぼむ原因になります。
- 温度が高い:大きく膨らみ過ぎてしぼむ
- 温度が低い:生地が焼き固まっていない為しぼむ
と、なってしまうんです。
レシピにもよりますが、台湾カステラを焼く温度は150~160℃となっていることが多いんですが、実は、この温度は、お使いのオーブンによって変わってくるんです。
その為、しぼまない方法としては、まずはお使いのオーブンのクセを知ることが大切で「レシピは〇℃だけど、家のオーブンの場合は〇℃」などと、色々と探ってみることが大切!
特に、ガスオーブンではなく電気オーブンをお使いの場合は、火力が弱く低い温度になることが多いので
- 実際の焼く温度より、20℃程高めに設定する
- 15分以上予熱して、オーブン庫内を温める
などがおすすめです。
また、こちらのようなオーブンの温度計を使うと確実で・・
タニタの「オーブン温度計」です。
オーブン庫内に取り付け可能なこちらの温度計は、最高300℃まで計れちゃう優れもの!
台湾カステラなど、繊細なお菓子作りにピッタリな温度計になります。
頼もしい温度計で、しぼまない台湾カステラを作ってくださいね☆
焼き時間が短い
台湾カステラは、焼き時間が短くてもしぼむ原因になります。
焼き時間が短いと、生地が焼き固まっておらず、しぼんでしまうんです。
レシピによって、焼き時間に違いはありますが「レシピ記載の時間=完成」とせずに
- 竹串を刺してみて、焼き具合をチェックする(竹串に生っぽい生地が付いていたら生焼けです)
- 焼き色をチェックする(色が薄かったら生焼けです)
などをして、生焼けだったら10分ずつくらい焼く時間を長くするのが、しぼまない方法になりますよ*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
粉が混ざっていない
サラダ油と薄力粉、卵黄がしっかり混ざっていないことでも、しぼむ原因になります。
薄力粉の「グルテン」は、メレンゲの気泡を支える働きがあるんですが、きちんと混ざっていないと気泡を支えられなくなってしまうんです。
薄力粉は、粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜることで、しぼまない台湾カステラになりますよ♪
卵が古い
台湾カステラは、材料の卵が古かったり、質が良くなくて水っぽい卵白を使うと、しぼむ可能性があるんです。
できるだけ、フレッシュな卵を使うことも、しぼまないポイントになりますよ☆
油の温度が間違っている
台湾カステラは、温めた油と薄力粉を混ぜて作りますが、この油の温度が低い、または高いとしぼむ原因になります。
油を温める理由は、薄力粉のでんぷんを糊化させる為で、しっかり糊化させることで
でんぷんが水分を含む→生地の膨らみを支える→しっとり食感の台湾カステラになる
になるんですが、油の温度が低いと糊化できず、しぼんだ台湾カステラになってしまうんです。
しぼまない方法としては、油の温度もしっかりチェックするのが◎!
先程ご紹介した「調理用の温度計」は、油の温度も計れますから、きちんと計ってから薄力粉と混ぜるようにしましょう。
砂糖を減らした
「レシピよりも砂糖の量を少なくして作った」そんな場合も、台湾カステラがしぼむ原因になります。
台湾カステラに使う砂糖の役割は、甘みをつけるだけでなく
- 生地の水分を保つ
- 生地の気泡を保つ
などもあるんです。
その為、レシピ通りに砂糖を入れないと、しぼむ可能性が大!
お菓子作りって「こんなに砂糖入れるの?」と驚くことも多々ありますが、ダイエット中でも砂糖を減らすのはNG!
レシピに忠実に作ることが、しぼまない台湾カステラの鉄則ですよ(๑•᎑•๑)
型から出すのが遅い
台湾カステラは、焼き上がった後、型から出すのが遅いことでも、しぼむ原因となります。
焼き上がった台湾カステラを、型に入れっぱなしにしておくと
生地内部の蒸気がこもる→生地が水分を吸う→しぼむ
と、なってしまうんです。
焼き上がったら、すぐに型から出すのが、しぼまない台湾カステラ作りのコツになりますよ◎!
空気対流機能を使った
コンベクションオーブンのファンを回して「空気対流機能」を使った場合も、台湾カステラがしぼむ可能性があります。
空気対流機能は、本来焼きムラをなくすための機能になるんですが、台湾カステラのように湯煎で焼く場合は、その効果が発揮されず、逆にムラができてしぼむ原因となってしまうんです。
可能であれば「空気対流機能」は使わずに、焼いてみるのが◎ですよ( •⌄• )◞
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台湾カステラが割れる・腰折れの対処法!
台湾カステラが割れる、腰折れになる・・これも台湾カステラ作りの「あるある」
この対処法は?というと
- 卵白を泡立てすぎない
- 湯煎の温度を高くしすぎない
- 卵黄生地と卵白をしっかり混ぜる
- 高温で一気に焼かない
などがあります。
ひとつずつ見ていきましょう。
対処法①卵白を泡立てすぎない
これは台湾カステラがしぼむ原因と同じなんですが、卵白を泡立てすぎてしまうと、気泡が大きくなって、表面が割れてしまうんです。
卵白は「角がお辞儀するくらい」泡立てるのが、割れない、腰折れしない、且つしぼまない台湾カステラ作りのポイントですよ☆
対処法②湯煎の温度を高くしすぎない
これもしぼむ原因と重なりますが、湯煎の温度が高すぎることで、ムラになり割れる原因になります。
湯煎の温度が高いと、底と側面の温度が一気に上がり、割れてしまうんです。
湯煎の温度は、調理用温度計でしっかり計って作ることが大切ですよ(。•ㅅ•。)
対処法③卵黄生地と卵白をしっかり混ぜる
卵黄生地と卵白を混ぜる際、メレンゲの泡がなくなるまでしっかり混ぜることで、割れる・腰折れを防ぐことができますよ◎!
対処法④高温で一気に焼かない
高温で一気に焼かず、ゆっくり加熱し膨らませることで、割れや腰折れを防ぐことができます。
オーブンによって温度調節は変わってくるので、難しいところでもありますが、表面が割れそうな時は
- 5分ごとに3~5秒扉を開けて、庫内の熱を逃がす(開けてる時間が長いと、温度が下がり生焼けの原因になるので注意)
- オーブンの下火が強い場合は、厚紙などの敷紙を敷く
- オーブンの下火が強い場合は、天板を2枚重ねる
などで対処してみるのが◎!
色々工夫して、割れる&腰折れしない台湾カステラを目指しちゃいましょう٩꒰。•◡•。꒱۶
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台湾カステラの生焼けの原因や対処法
台湾カステラが、生焼けの原因は
- 焼き時間が短い
- 焼く温度が低い
などになります。
対処法としては、先程の「しぼむ」と同様に
- 竹串を刺してみて、焼き具合をチェックする
- 焼き色をチェックする
などが◎!
また、
- 生地に湯煎の水が入った
- ボウルにこびりついた生地入れて焼いた
なども生焼けの原因となります。
台湾カステラは、ひとつひとつの工程を丁寧に作り上げていくことも、大切なポイントになりますよ(。•ω- 。) ⌒♡
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台湾カステラの日持ちや保存方法
台湾カステラの日持ちは
- 常温:1日
- 冷蔵:3~4日程
- 冷凍:2週間程
になります。
保存方法は、常温や冷蔵の場合は、お皿に移してふんわりラップをかければOK!
冷凍の場合は
- 1切れずつラップで包む
- ジップ付きの保存袋に入れて冷凍庫に入れる
になり、食べる際は、食べる4~5時間前に冷蔵庫へ移して解凍します。
冷たいまま食べると、ヒンヤリ&しっとり&なめらかな台湾カステラが楽しめますよ٩(*´꒳`*)۶°˖✧
まとめ
台湾カステラがしぼむ原因やしぼまない方法、割れる、腰折れの対処法などを見てきました。
<台湾カステラがしぼむ原因>
台湾カステラがしぼむ原因は
- 卵白を泡立てすぎている
- 湯煎温度が高い
- 焼く温度が間違っている
- 焼き時間が短い
- 粉が混ざっていない
- 卵が古い
- 油の温度が間違っている
- 砂糖を減らした
- 型から出すのが遅い
- 空気対流機能を使った
など
<台湾カステラが割れる・腰折れの対処法>
台湾カステラが割れる、腰折れした時の対処法は
- 卵白を泡立てすぎない
- 湯煎の温度を高くしすぎない
- 卵黄生地と卵白をしっかり混ぜる
- 高温で一気に焼かない
など
いかがでしたか?しぼまない台湾カステラ、作れそうですか?
ちょっと大変そうではありますが、どうしても私、ふるんふるんの台湾カステラが食べたいので、成功に向けて精進していきたい思います!笑
皆さまも一緒に、美味しい台湾カステラを目指して、頑張りましょう╰(*´︶`*)╯♡
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