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特売の時に肉や魚をまとめて買って、冷凍保存していることが多い、私。
でね、その冷凍した肉や魚を調理するつもりで解凍したはいいけど「やっぱり、いらないかも・・」って、なることが多々あるんです。
多く解凍し過ぎちゃったり、家族が「ご飯いらない」って言って来たり、メニューを変えたくなったり(^_^;)
そんな時、いつも悩むんです「この肉や魚は再冷凍できるのか」と。
そこで今回は、肉や魚の再冷凍が危険なのかどうかを徹底調査!
再冷凍は食中毒の危険があるのかや、解凍後は何日持つのかなどを調べてみました。
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Contents
肉や魚の再冷凍は危険?
肉や魚の再冷凍は危険なのか。
結論を先にお伝えしますと「冷蔵庫で解凍した場合は危険が少なく、再冷凍することができる」になります。
冷蔵庫の温度が2~5℃に常にキープされていれば、再冷凍は可能になるんです。
ただ、あまり望ましいことではなく、肉や魚の品質や味は確実に落ちています。
まず、なぜ品質が落ちてしまうのかといいますと、そもそも1度目の冷凍をする段階で
肉や魚の組織内にある水分が冷凍される→水分が結晶化されて組織が壊れる→解凍する際旨味の汁(ドリップ)も水分と共に流れる
に、なります。
旨味や栄養を含んだ汁(ドリップ)が、流れ出てしまう為、品質や味が落ちてしまうんです。
また、組織が壊れることで食感も悪くなってしまいます。
さらに、再冷凍というのは、この工程を2度行うことになるので、当然品質や味も低下するというわけです。
特に、魚の場合はこの品質の悪化が顕著になると言われているんですよ。
一方で、冷蔵庫で解凍した肉や魚の再冷凍の危険が少ない理由は?というと、冷蔵庫の温度は低く2~5℃と一定に保たれている為、菌の繁殖を抑えながら解凍されているから。
ただし、危険なく再冷凍できる条件としては
- 鮮度が高いうちに冷凍した
- しっかりとラップに包みジップ付きの保存袋に入れ、空気を抜いた密閉状態で冷凍されていた
- 金属トレイなどに乗せて急速冷凍した
などであることが◎になります。
また、その冷蔵庫で解凍していた肉や魚が5℃を超えていないかを、こちらの温度計でチェックするとより安心です。
赤外線温度計で、接触せずに温度が計れる安心な温度計なります。
計り方は簡単、トリガーを引くだけでOK!
約0.5秒で計測してくれる優れものになります。
肉や魚に触らずに計れるので衛生的ですし、お菓子作りやパン作り、揚げ物の油の温度などにも使えちゃいます。
優秀&便利な温度計で肉や魚の温度をチェックして、再冷凍可能かどうかをしっかり見極めてくださいね。
さらに
- 再冷凍の期間は1~2週間までとする
- 再冷凍した肉や魚を、再び解凍する際も冷蔵庫で解凍する
- ブロック肉や塊肉よりも、スライス肉、ひき肉の方が傷みやすい
- 解凍後、変色している、ぬめりがある、糸を引いている、異臭がする場合は傷んでいるので食べてはNG
- 解凍した肉や魚は、調理してから再冷凍する方がより危険度は少ない
なども念頭に置くことが◎になります。
また、肉や魚の種類によって賞味期限が異なるので、絶対に危険ではないとはいいきれないので注意をしてくださいね。
でね、肉や魚の冷凍保存は、もはや常識の保存方法ではありますが、冷凍保存って、正直ちょっと面倒じゃないですか?
私は、自分で冷凍するのって、小分けにしてラップに包んでジップ付きの密閉袋に入れて・・など、ちょっと(いや、かなりw)面倒に感じてしまうんですが、そんな場合は、はじめから冷凍されていて必要な分だけ解凍して調理に使える、こちらのような冷凍肉を常備しちゃうもおすすめです。
「国産豚コマ肉のバラ凍結 冷凍肉1キロ」になります。
こちらの肉は冷凍されつつ、バラバラに凍結されているので、使いたい分だけを調理の前日に冷蔵庫に移して解凍しておけばOKなんです。
解凍した肉の再冷凍はNGですが、冷凍の手間がないのが何といってもgood!
スーパーで買った「解凍」と書かれた肉や魚は再冷凍できる?
これは肉よりも魚によく見られるんですが、スーパーのパックに「解凍」と書かれているものありますよね?
例えば「サーモン(解凍)」など。
この場合、購入後に自宅で再冷凍してしまっていいのか?といいますと「再冷凍しても大丈夫」になります。
サーモンなど魚に種類によっては、季節により捕獲後に即冷凍されるものがあるんです。
で、この際の冷凍の温度は-20~-80℃と、とても低温(家庭用の冷凍庫は-18℃程)になります。
その後、スーパーなどで冷蔵庫で解凍されて市販されるわけですが、要は管理がしっかりなされていて鮮度がキープされているので、購入後、自宅で再冷凍してもOKになるんです。
ただ、この場合、自宅で冷凍する→解凍した→再冷凍・・は避けたほうが安心ですよね◎
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肉や魚の再冷凍で食中毒の危険はある?
肉や魚の再冷凍で食中毒の危険はあるのか!
これは、先程お話しさせて頂きましたが、「冷蔵庫」での自然解凍を行った場合は、食中毒の危険は少ないと言われています。
ですが、冷蔵庫での自然解凍以外の方法で解凍した場合は、再冷凍することで食中毒の危険はあり、レンジで解凍した場合ももちろんですが、特に注意が必要なのは「常温」での自然解凍になります。
冷蔵庫の場合2~5℃にキープされている為、菌などの繁殖を抑えながら解凍することができるんですが、常温の場合、一般的に部屋の温度は季節を問わずエアコンや暖房器具を使って18~25℃であることが多いですよね?
で、菌の繁殖がしやすい温度が5~60℃になるので、菌が好む温度にドンピシャに当てはまってしまうんです。
また、肉や魚、いずれも解凍する時は、外側から内側へと解凍されていきます。
その為、内側まで解凍され切るのを待っている間、外側は解凍された状態、且つ、菌が好む温度で放置されていることになるんです。
解凍後、すぐに調理する場合は危険は少ないにしても、その後、再冷凍するのはNG!
- 解凍や再冷凍を繰り返すことで、肉や魚の温度変化が起こる為、眠っていた菌や微生物が活動し始める
- その後、加熱調理したとしても、熱に強い菌や微生物もいる
為、食中毒の危険が大といえるんですよ( •⌄• )◞
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肉や魚の解凍後は何日持つ?
冷凍した肉や魚は、解凍後何日持つのでしょうか。
これは、解凍方法により少し異なります。
肉や魚の解凍後は何日持つ?レンジや常温で自然解凍した場合
レンジや常温での自然解凍の場合は、解凍後その日のうちに調理して食べるのが◎!
基本的には、冷凍した肉や魚は、解凍後はすぐに劣化が始まると言われてるんですが、特に、レンジや常温での自然解凍はドリップが出やすいんです。
ドリップには、旨味や栄養が含まれていますから、味や品質が落ちてしまうほか、ドリップが出ることで傷みやすくもなります。
なので、レンジや常温で自然解凍した場合は、その日のうちに食べるのがおすすめですよo(。・‧̫・。)o
肉や魚の解凍後は何日持つ?冷蔵庫で解凍した場合
肉や魚を冷蔵庫でゆっくり解凍した場合は、解凍後何日持つのかといいますと、まず、肉や魚を冷蔵庫に移して、解凍するには6~10時間ほどかかります。
なので、それを踏まえて、冷蔵庫に移して解凍後2日以内に調理し食べるのが◎!
調理する前日に、冷蔵庫に移しておくのが◎ということですよね。
冷蔵庫での解凍は、時間がかかってしまいますが、その分ドリップが出ることも少なく、美味しく解凍できます。
冷凍した肉や魚は、余裕をもって冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめですよ◎
ただし、肉や魚の種類によって、解凍後何日持つのかは異なります。
調理する際は、傷んでいないかしっかりチェックしてくださいね(๑•᎑•๑)
まとめ
肉や魚の再冷凍は危険なのか、肉や魚は解凍後、何日持つのかなどを見てきました。
<肉や魚の再冷凍は危険?>
一度冷凍した肉や魚を解凍し再冷凍するのは、冷蔵庫でゆっくり解凍した場合はOKだが、レンジや常温で自然解凍した場合は危険
ただ、冷蔵庫でゆっくり解凍した場合であっても、肉や魚の種類によって賞味期限が異なるので、絶対に危険ではないとはいいきれないので注意は必要
<解凍後は何日持つ?>
肉や魚は解凍後何日持つのかというと
- レンジや常温で自然解凍した場合:その日のうちに調理して食べるのが◎
- 冷蔵庫で解凍した場合:解凍時間も含めて2日以内に調理して食べるのが◎
ただ、肉や魚の種類によって解凍後何日持つのかは異なるので、調理する際は、傷んでいないかしっかりチェックすることが大切
冷蔵庫で解凍した肉や魚であれば、再冷凍できるということがわかりましたね。
とはいえ、品質や味は落ちているので、できれば一度解凍したら、できるだけ再冷凍はせずに、調理して食べるのが◎
解凍後も早めに食べるのがgood!
肉は魚は、できる限り新鮮で美味しいうちに食べるようにしましょう╰(*´︶`*)╯♡
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