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美味しいし温まるし、野菜も摂れちゃう「シチュー」は、子供から大人まで、男女問わず人気のメニューですよね。
我が家でも大人気で、私もよく作るんですが、食べ終えて「冷めてから冷蔵庫にしまおう」と、キッチンに鍋ごと置いておきますでしょ?で、そのまますっかり忘れて翌日気付くことが多々あるんです(・∀・;)
ま、今のところ、翌日食べても元気でピンピンしていますがw、そもそもシチューの常温保存の日持ちって、どれくらいなんだろ?冬だと何時間で何日?
・・ってことで今回は、シチューの常温保存の日持ちについて徹底調査♪
シチューの常温保存は、冬だと何時間、または何日なのか、などを調べてみました。
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Contents
シチューの常温保存の日持ちは?冬だと何時間?何日?
シチューの常温保存の日持ちは
<冬の場合>
- 何時間:24時間
- 何日:1日
<夏の場合>
- 何時間:12時間
- 何日:半日
程になります。
ただ、これはシチューに使われている具材や、保存している温度、環境により異なり、これよりもさらに日持ちが短くなることもあります。
具体的には
- 具材に腐りやすいジャガイモやキノコ類、海鮮類、ほうれん草などを使った
- 賞味期限切れ、または賞味期限切れギリギリの牛乳や生クリームを使った
- 冬でも暖房がきいている温かい部屋で保存していた
など。
そう、結論としては「シチューは常温保存に向かない食べ物」なんです。
なぜなら、シチューは牛乳や生クリーム、チーズなどの乳製品がメインになっているからで、そもそもこの乳製品はとても傷みいやすい食材になるから。
また、シチューにはとろみがある為、温度が下がりにくく雑菌が好む温度(20~50℃)キープしやすくなることからも常温保存には向かないんです。
季節が冬であろうとなかろうと、シチューは常温保存ではなく冷蔵庫で保存するのが望ましい食べ物になるんですよ(シチューを腐らせない保存方法については後程詳しく)
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シチューを常温保存する場合の注意点
お伝えしています通り、基本的にはシチューの常温保存はNGです。
ただ、先程ご紹介した日持ち時間内、例えば「昼に作ったシチューを、夜食べる」などの場合は、保存環境にもよりますが鍋ごと常温保存が可能だったりもします。
その場合、どんな点に注意して常温保存するのがいいかといいますと
- 冷暗所(=温度が低い、温度変化がない、湿気が少ない、直射日光が当たらない)に保存する
- 1~2時間ごとに加熱して殺菌する(焦げないように、鍋底からかき混ぜながら)
などが◎
それができない場合は、冷蔵庫で保存するようにしましょう( •⌄• )◞
シチューの常温保存はウェルシュ菌に注意!
シチューやカレーなどの煮込み料理は、「ウェルシュ菌」と呼ばれる食中毒菌に注意が必要なんです。
ウェルシュ菌とは、20~50℃で繁殖しやすく、空気を嫌がる為、空気に触れないシチューなどの底で繁殖する菌になり、さらに100℃の熱でも死滅せず繁殖し続けるという特徴があるんです。
で、このウェルシュ菌を食べてしまうと、食中毒の症状を引き起こす可能性がある(・・;)
シチューにはとろみがある為、温度が下がりにくく、加熱後そのまま常温保存すると、ウェルシュ菌が好む20~50℃を保ってしまう為、注意が必要なんです。
ただ、一方で、ウェルシュ菌は
- 10℃以下で活動が弱まる
- マイナス15℃以下で活動が止まる
という特徴があります。
さらに、ウェルシュ菌の発生を抑える為には
- シチューを再加熱する時は、鍋底からしっかり混ぜて、シチューが空気に触れるようにする(ウェルシュ菌は空気が苦手な為)
- 生の肉などを触った後は、手洗いをしっかりしてから調理をする
- 保存する際は、すばやく冷まして冷蔵庫へ入れる(シチューの腐らせない保存方法は後程詳しく)
- 調理器具などの衛生管理に気を付ける
- 低温で保存する
などに注意をするのが◎
また、少しでも時間が経過したシチューを食べる際は、腐っていないかしっかり確認することが大切になりますよ。
・・ってことで、次にシチューが腐るとどうなるのかを見ていきましょう☆
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シチューは腐るとどうなる?
シチューは腐ると、ニオイ、見た目、味に変化が表れます。
<ニオイ>
- 酸っぱいニオイがする
- 異臭がする
- アンモニア臭がする
<見た目>
- ネバネバしている
- 糸を引いている
- カビが生えている
<味>
- 酸っぱい味がする
- 味に違和感がある
- 粘りがある
- 舌にまとわりつく
など。
常温保存でなくても、これらの様子が見られたら、食べずに処分するようにしましょう(*´ー`*)
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シチューを腐らせない保存方法!
さて、最後に腐らせないシチューの保存方法を見ていきましょう。
基本的にはシチューの常温保存はNGなので、冷蔵保存、冷凍保存の方法をご紹介しますね☆
シチューの「冷蔵庫」での保存方法
シチューの冷蔵庫での日持ちの目安は
- 冬:3日程
- 夏:2日程
になります(先に挙げた「腐りやすい具材」を使っている場合は、これより日持ちが短くなる可能性があるので注意をしてくださいね)。
シチューを腐らせない冷蔵庫での保存方法は、まず、鍋ごと冷蔵庫に入れるのはNGになります。
なぜなら、鍋のままだと
- 他の食品のニオイ移りがある
- シチューの水分が蒸発し、乾燥しやすい
- 空気に触れやすいので酸化しやすい
為。
なので、シチューは密閉容器やジップ付きの保存袋に小分けにして冷蔵庫で保存するのがおすすめで、そうすることで早く冷めるというメリットもあります。
具体的な保存方法は
- シチューを密閉容器やジップ付きの保存袋に入れて小分けにする
- 粗熱が取れて40℃(ぬるま湯くらい)になったら、冷蔵庫に入れる
早く冷ましたい場合は、ジップ付きの保存袋をそのまま水に浸けて冷ましても◎!
または、鍋ごと冷ます方法もアリで
- シチューの鍋が入る大きい鍋、またはボウルに氷水を入れる
- 1の氷水にシチューの鍋をして入れる(鍋にはフタやラップをして、シチューに水が入らないように注意)
- 冷めたら密閉容器やジップ付きの保存袋に小分けにし、冷蔵庫に入れる
になりますよ。
でね、密閉容器で保存する場合は、こちらの容器がおすすめ!
ジップロックの「スクリューロック」です。
これ、私も普段使っているんですが、シチューなどの汁物でも漏れにくくて、とっても便利なんです。
冷蔵はもちろん、次に紹介する冷凍でも使えますし、もちろん電子レンジ加熱もOKです。
300mlと473mlのセットになっているので、保存容量をチョイスできるのも◎!
便利な密閉容器にシチューを保存して、最後まで美味しくシチューを味わってくださいね。
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冷凍庫での保存方法
シチューは冷凍庫で冷凍保存することで、約1ヶ月日持ちします(夏でも冬でも)。
ただ、冷凍庫の開閉が頻繁な場合は、冷凍焼けを起こすなどで味が落ちる可能性もあるので、できるだけ早めに食べるのが◎
さらに、シチューを冷凍する場合の注意点としては、ジャガイモや人参は冷凍に不向きなので要注意!
ジャガイモや人参は、冷凍することで食感が損なわれるので
- 冷凍する前に取り除く
- 冷凍する前にすりつぶす
のいずれかを行うようにしましょう◎
で、冷凍保存の方法は
- 密閉容器、またはジップ付きに保存袋に小分けにして冷ます(冷蔵保存でご紹介した、鍋ごと氷水で冷やした後に小分けにしてもOK)
- 冷凍庫に入れる(金属トレイなどに乗せて、急速冷凍するのが◎)
になります。
解凍方法は
- 冷蔵庫に移して自然解凍する(常温での解凍は時間が掛かり菌が繁殖しやすいのでNG)
- 鍋や耐熱皿に移して、コンロまたは電子レンジで温める
になりますが、電子レンジで温めると固形と液体が分離してしまうことがあるので、できれば、鍋に移してコンロにかけ、かき混ぜながら温めるのがおすすめですよ。
美味しいシチューは冷蔵、または冷凍で保存が◎!
ひと手間かけて、美味しく安全に保存してくださいね(ღˇᴗˇ)。o♡
https://food-dictionary88.com/widerinzery-demerit/
まとめ
シチューの常温保存の日持ちや、シチューは冬だと何時間、何日、日持ちするのかなどを見てきました。
<シチューの常温保存の日持ち、冬だと何時間、何日なのか>
シチューの常温保存の日持ちは
<冬の場合>
- 何時間:24時間
- 何日:1日
<夏の場合>
- 何時間:12時間
- 何日:半日
だが、これはシチューに使われている具材や保存している温度、環境により異なり、これよりもさらに日持ちが短くなることもある
基本的に、シチューは腐りやすいので、常温保存には不向き
シチューは、とってもデリケートなお料理で、常温保存ではあまり日持ちしないことがわかりましたね。
冬でも1日程度とは、驚きです。
私、正直、これまでシチューは鍋ごと冷蔵庫に突っ込んでいたので、今、深く反省しているところです(笑)
「シチューは小分けにして冷蔵or冷凍保存が鉄則」これからは、そう肝に銘じたいと思いま~す٩(*´꒳`*)۶°˖✧
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