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「健康や美容の為に、毎日、フルーツを食べたい」皆さん、そう思いますよね?
私もそうなんですが、フルーツって、意外と高価だったり、食べ切れずに残ってしまったり、旬や当たり外れがあったりと、毎日しっかり食べるのって、なかなか難しかったりしませんか?(´-﹏-`;)
そこで便利なのが、フルーツの缶詰!
フルーツの缶詰なら、値段も安定してるし、日持ちするし、美味しいしと、良いことづくめなんだけど、フルーツの缶詰って栄養的にはどうなんだろ?
そこで今回は、フルーツの缶詰の栄養について徹底調査!
フルーツの缶詰の成分や、デメリットなども一緒に調べてみました。
この記事でわかること
- フルーツの缶詰の栄養
- フルーツの缶詰の成分
- フルーツの缶詰のデメリット
- フルーツの缶詰と生の果物との栄養の違い
- フルーツの缶詰はダイエット向きか
- 砂糖不使用のフルーツの缶詰
- フルーツの缶詰を毎日食べてもいいのか
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Contents
フルーツの缶詰の栄養は?
フルーツの缶詰に含まれている栄養は、みかんと白桃、パイナップルのフルーツの缶詰(可食部100gあたり)で見てみると・・
ビタミン類
みかんの缶詰 | 白桃の缶詰 | パイナップルの缶詰 | |
カロテン(μg) | 410 | / | 12 |
ビタミンE(mg) | 0.5 | 1.2 | 0 |
ビタミンK(μg) | 0 | 0 | / |
ビタミンB1(mg) | 0.05 | 0.01 | 0.07 |
ビタミンB2(mg) | 0.02 | 0.02 | 0.01 |
ナイアシン(mg) | 0.2 | 0.3 | 0.3 |
ビタミンB6(mg) | 0.03 | 0.01 | 0.06 |
葉酸(μg) | 12 | 4 | 7 |
パントテン酸(mg) | 0.09 | 0.07 | 0.06 |
ビタミンC(mg) | 15 | 2 | 7 |
ミネラル&食物繊維
みかんの缶詰 | 白桃の缶詰 | パイナップルの缶詰 | |
ナトリウム(mg) | 4 | 4 | 1 |
カリウム(mg) | 75 | 80 | 120 |
カルシウム(mg) | 8 | 3 | 7 |
マグネシウム(mg) | 7 | 4 | 9 |
リン(mg) | 8 | 9 | 7 |
鉄(mg) | 0.4 | 0.2 | 0.3 |
食物繊維(mg) | 0.5 | 1.4 | 0.5 |
になります。
缶詰のフルーツにも、けっこう栄養が含まれていることがわかりますよね。
生の果物との違いについては、後程詳しくご紹介させて頂きますが、フルーツの缶詰は、収穫後、数時間以内に缶詰にされているものも多く、生の果物と比べて、減ってしまっている栄養もありますが、残っている栄養価も意外と多くあるんです。
みかんの缶詰には、カロテンの他、ビタミンCや食物繊維、ビタミンEやカリウムが含まれていますし、パイナップルの缶詰については、カリウムが豊富なので、むくみの改善や、高血圧予防が期待できます。
さらに、白桃には、カテキンも含まれていて「抗酸化作用」が期待出来るんです。
あと、桃の缶詰といえば「黄桃」もありますが、黄桃も白桃とほぼ同じ栄養価になり、プラス黄桃には「カロテノイド」が含まれているので、より抗酸化作用が高くなります。
でね、缶詰の桃には、生の桃よりビタミンCが多く摂れるというメリットもあるんです。
その理由は、缶詰にする製造工程の中で
桃の細胞膜が壊れる→人間の体が吸収しやすくなる
からで、風邪を引いた時などに、桃缶を食べることがよくありますが、あれは理にかなった習慣になるんですよ*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
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フルーツの缶詰の成分は?
次に、フルーツの缶詰の栄養成分を見ていきましょう!
生の果物の栄養成分と比較してみますね(いずれも可食部100gあたり)
※糖質量は、炭水化物から食物繊維量を差し引いた数字を記載しております。
<みかんの栄養成分>
みかんの缶詰 | 生のみかん | |
エネルギー | 64キロカロリー | 46キロカロリー |
たんぱく質 | 0.5g | 0.7g |
脂質 | 0.1g | 0.1g |
炭水化物 | 15.3g | 12.0g |
糖質 | 14.8g | 11g |
(生のみかんは、果皮を剥いてじょうのう膜は付いた状態の数字です)
<白桃の栄養成分>
白桃の缶詰 | 生の白桃 | |
エネルギー | 85キロカロリー | 40キロカロリー |
たんぱく質 | 0.5g | 0.6g |
脂質 | 0.1g | 0.1g |
炭水化物 | 20.6g | 10.2g |
糖質 | 19.2g | 8.9g |
<パイナップルの栄養成分>
パイナップルの缶詰 | 生のパイナップル | |
エネルギー | 76キロカロリー | 51キロカロリー |
たんぱく質 | 0.4g | 0.6g |
脂質 | 0.1g | 0.1g |
炭水化物 | 20.3g | 13.4g |
糖質 | 19.8g | 11.9g |
フルーツの缶詰は、甘いシロップ漬けになっている為、カロリーや糖質が生のフルーツよりも、アップしてしまうという特徴がありますよね( •⌄• )◞
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フルーツの缶詰のデメリット
美味しくて便利なフルーツの缶詰ではありますが、いくつかデメリットもあります。
それは
- カロリーが高い
- 添加物が入っている
- 産地が不安
など。
ひとつずつ見ていきましょう!
デメリット①カロリーが高い
先程、成分の項目でご紹介した通り、フルーツの缶詰はシロップ漬けにされている為、生の果物に比べると高カロリーになります。
シロップに漬けておくことで、水分に微生物が付くことを防ぎ、品質を保つことができるんですが、シロップには糖分が含まれている為、カロリーも糖質も高くなってしまうんです。
フルーツの缶詰は、食べ過ぎると太る、また生活習慣病などに繋がる可能性があるので、注意が必要ですよ☆
デメリット②添加物が入っている
フルーツの缶詰には、フルーツだけでなく様々な原材料があり、添加物が入っている物もあります。
人気のフルーツ缶詰「みかん」の原材料を見てみると・・
フルーツの缶詰 | 原材料 |
はごろも 朝からみかん | みかん(中国)、糖類(ぶどう糖化糖糖液糖、ガラクトオリゴ糖)、クエン酸、香料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK) |
リリー 九州産 温州みかん | うんしゅうみかん、砂糖、ぶどう糖化糖液糖、クエン酸 |
Dole みかん | みかん、砂糖、クエン酸、安定剤(メチルセルロース) |
朝日 みかん | みかん、砂糖、酸味料、安定剤(メチルセルロース) |
K&K みかん | みかん(愛媛県)、砂糖、クエン酸 |
となっています。
缶詰によっても異なりますが、けっこう色々なものが入っていますよね。
添加物については、厚生労働省により、安全性の確保はなされていますが、フルーツの缶詰には、生の果物では摂取することのない「添加物」などが多々入っている点が、デメリットといえますよね(๑•᎑•๑)
デメリット③産地が不安
フルーツの缶詰は「産地が記載されていない、または外国産のものが多い為、不安に感じる」というデメリットもあります。
実際のところ、安価な外国産のフルーツを使っている缶詰も多いんです。
ただ、しっかりと産地を明記している缶詰もあるので、心配な場合は、原材料をしっかりチェックするのが◎!
上記のように「九州産」「愛媛県」などと書かれている缶詰もあるので、産地の記載がある缶詰を選ぶようにしましょう(﹡ˆᴗˆ﹡)
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フルーツの缶詰と生の果物との栄養の違いは?
先程ご紹介した「フルーツの缶詰の栄養」、これを生の果物の栄養と比較してみましょう(それぞれ可食部100g)
ビタミン類
みかんの缶詰 | 生のみかん | 白桃の缶詰 | 生の白桃 | パイナップルの缶詰 | 生のパイナップル | |
カロテン(μg) | 410 | 1000 | / | 5 | 12 | 38 |
ビタミンE(mg) | 0.5 | 0.4 | 1.2 | 0.7 | 0 | / |
ビタミンK(μg) | 0 | 0 | 0 | 0 | / | 1 |
ビタミンB1(mg) | 0.05 | 0.10 | 0.01 | 0.01 | 0.07 | 0.09 |
ビタミンB2(mg) | 0.02 | 0.03 | 0.02 | 0.01 | 0.01 | 0.02 |
ナイアシン(mg) | 0.2 | 0.3 | 0.3 | 0.6 | 0.3 | 0.2 |
ビタミンB6(mg) | 0.03 | 0.06 | 0.01 | 0.02 | 0.06 | 0.10 |
葉酸(μg) | 12 | 22 | 4 | 5 | 7 | 12 |
パントテン酸(mg) | 0.09 | 0.23 | 0.07 | 0.13 | 0.06 | 0.23 |
ビタミンC(mg) | 15 | 32 | 2 | 8 | 7 | 35 |
ミネラルなど
みかんの缶詰 | 生のみかん | 白桃の缶詰 | 生の白桃 | パイナップルの缶詰 | 生のパイナップル | |
ナトリウム(mg) | 4 | 1 | 4 | 1 | 1 | 0 |
カリウム(mg) | 75 | 150 | 80 | 180 | 120 | 150 |
カルシウム(mg) | 8 | 21 | 3 | 4 | 7 | 11 |
マグネシウム(mg) | 7 | 11 | 4 | 7 | 9 | 14 |
リン(mg) | 8 | 15 | 9 | 18 | 7 | 9 |
鉄(mg) | 0.4 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.3 | 0.2 |
食物繊維(mg) | 0.5 | 1.0 | 1.4 | 1.3 | 0.5 | 0.5 |
になります。
フルーツの缶詰は、生の果物よりも減ってしまう栄養は多いですが、全く栄養価が無くなってしまうわけではないんです。
その他、主な違いとしては
- パイナップルは缶詰にすることで、酵素(プロメニン)が失われる
- 桃は缶詰にすることで、ビタミンCが吸収しやすくなる為、数字上では生の桃の方がビタミンCは多いが、実際は缶詰の方がビタミンCを多く摂取できる
などがありますよ☆
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フルーツの缶詰はダイエット向き?
フルーツの缶詰はダイエット向きか、この答えは「フルーツの缶詰は、生の果物に比べるとカロリーや糖質が高いので、ダイエット向きではない」といえます。
ですが、その一方で「生の果物よりも減ってはしまうが、フルーツの缶詰には栄養価があるので、ケーキやスナック菓子などを食べるよりはダイエット向き」ともいえるんです。
なので、ダイエット中にフルーツの缶詰を食べる場合は
- シロップは食べない、またフルーツに付いてるシロップも洗い流す
- 食べ過ぎに注意して、少しだけ食べる
など、ひと工夫するのがおすすめですよ(๑•ω-๑)
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フルーツの缶詰で砂糖不使用はある?
砂糖が使われている点が気になるフルールの缶詰ですが、実は、フルーツの缶詰には砂糖不使用のものあります!
Lily Casual パインアップルスライス
Lily Casualの「パインアップルスライス」です。
こちらのパイナップルの缶詰は、シロップ漬けではなく「100%ストレートのパインジュース」に漬けてあるので、砂糖不使用!
原材料も
- パインアップル
- パインアップル果汁
- クエン酸
と、とてもシンプルな缶詰になります。
パインジュースは、搾汁してから2時間以内の新鮮なジュースを重鎮してあるので、素材そのものの味が楽しめますよ。
口コミも
- ちょうどいい甘さで美味しい
- 砂糖不使用だから汁まで飲める
- 甘すぎないから美味しい
などと高評価◎
美味しいパイナップルの缶詰を、ぜひご堪能くださいね☆
Dole ドール ピーチカップ
Doleの「ピーチカップ」です。
こちらは缶詰ではないんですが、砂糖不使用のカップフルーツなので、缶詰と同様に手軽に食べられます。
原材料は
- もも
- ぶどう濃縮果汁
- アセロラ濃縮果汁
- レモン濃縮果汁
- 香料
で、砂糖不使用◎
そのまま食べても、ヨーグルトやグラノーラなどと一緒に食べてもgoodなフルーツになります。
Doleのフルーツだから、美味しい予感満載ですよね。
砂糖不使用の美味しいフルーツを、ぜひご家族で味わってくださいね♪
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フルーツの缶詰を毎日食べるのはよくない?
フルーツの缶詰は、シロップ漬けされている物が多く砂糖を含むので、毎日食べるとカロリーや糖質過多になる為、注意が必要といえます。
果物は「毎日200g食べる」ことが推奨されていますが、できればこれは「生の果物」で摂ることがおすすめです。
ただ、フルーツの缶詰にも、生の果物には劣るものの栄養価は含まれていますし、長期間保存できるという便利な点もあります。
なので「メインは生の果物を食べつつ、時にはフルーツの缶詰も取り入れる」など、上手に食べ分けるのが◎になりますよ*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
まとめ
フルーツの缶詰の栄養や、成分、デメリットなどを見てきました。
<フルーツの缶詰の栄養>
フルーツの缶詰は、収穫後、数時間以内に缶詰にされているものも多く、生の果物と比べて減ってしまっている栄養もあるが、残っている栄養もある
<フルーツの缶詰の成分>
フルーツの缶詰は、甘いシロップ漬けになっている為、カロリーや糖質が生のフルーツよりもアップしてしまう
<フルーツの缶詰のデメリット>
フルーツの缶詰のデメリットは
- カロリーが高い
- 添加物が入っている
- 産地が不安
など
フルーツの缶詰って、意外と栄養が残っているものなんですね。
私、かなり缶詰を見直してしまいました!笑
砂糖が使われているものだと、カロリーや糖質が気になりますが、フルーツの缶詰も上手に取り入れていきたいですよね。
缶詰も生もバランスよく頂きつつ、フルーツの栄養パワーを美味しくチャージしちゃいましょう╰(*´︶`*)╯♡
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