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ピーマンって季節を問わず手頃な値段で買えるし、和食、洋食、中華、どんな料理にも使えるので、とても便利ですよね。
常に我が家の冷蔵庫には、ピーマンが入っています。
・・といっても、子供の頃は大のピーマン嫌いだった、私。
ところが今は「栄養もありそうだし、この苦みがたまら~ん♡」と、モリモリピーマンを食べています・・が、ピーマンって、具体的にどんな栄養が含まれているんだろ?
あと、モリモリ食べちゃってるけど、食べ過ぎても大丈夫?
実は、食べ過ぎは体に悪かったりする?(・∀・;)
そんなわけで今回は、ピーマンについて徹底調査!
ピーマンの栄養や、ピーマンは食べ過ぎると体に悪いのか、ピーマンは一日何個までが適量なのかなどを調べてみました。
・ピーマンの栄養
・ピーマンは食べ過ぎると体に悪いのか
・ピーマンは一日何個までが適量か
・ピーマンはダイエット効果があるのか
・ピーマンと食べ合わせの良いもの
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ピーマンの栄養は?
ピーマンに含まれている栄養には
・ビタミンC
・βカロテン
・ビタミンB6
・カリウム
・クエルシトリン
・カプサイシン
などがあります。
やっぱりピーマンは栄養たっぷりですね~♪
で、これらの栄養の特徴は?というと・・
ピーマンの栄養①ビタミンC
健康や美容に嬉しい栄養、ビタミンC。
ピーマンはこのビタミンCがたっぷりで、ピーマンの代表格的な栄養が、ビタミンCになるんです(レモンよりピーマンの方がビタミンCの含有量が多いんですよ~)
ビタミンCの働きは?というと
コラーゲンの生成をサポート、シミやしわ予防(美肌効果、美白効果)、アンチエイジング、抗酸化作用、風邪予防、抗ストレス効果、動脈硬化予防、心疾患予防、疲労回復効果、ガン予防
など。
健康から美容までを網羅・・ビタミンCって、ほんとにスゴイ栄養ですよね~。
しかも、ビタミンCって熱に弱いという特徴があるんですが、ピーマンのビタミンCについては、加熱しても壊れにくいというスバラシイ特徴がある!
ピーマンにはビタミンPも含まれていて、このビタミンPがビタミンCを熱から守ってくれているんです。
ピーマンは、ビタミンCが効率よく摂取できるんですよ٩(๑> ₃ <)۶♥
ピーマンの栄養②βカロテン
ピーマンにはβカロテンも含まれています。
βカロテンの働きは
抗酸化作用、免疫力アップ、生活習慣病予防、アンチエイジング、ガン予防、シミ予防
などがあるんですが、さらにβカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換され
皮膚粘膜の保護、視力改善、視覚暗順応、頭髪の健康維持
などの効果を発揮してくれるんです。
ビタミンCと同様に、女性に嬉しい栄養といえますよね。
βカロテンは油と一緒に摂ると、吸収されやすくなるんですよ☆
ピーマンの栄養③ビタミンB6
ビタミンB6は水溶性のビタミンになり、実は、私達の腸内でも作られている栄養成分になります。
その働きは
皮膚炎予防(皮膚の健康維持)、たんぱく質からエネルギーを産生、筋肉や血液の生成サポート、口内炎予防、貧血予防
など。
運動をしているなどで、日頃たんぱく質を多く摂る習慣がある方は、積極的に摂りたい栄養成分になりますよ。
ピーマンの栄養④カリウム
カリウムの働きには
体内の水分量の調整、塩分濃度の調整
などがあることから
むくみ予防や改善、高血圧予防や改善
などに効果があると言われています。
高血圧予防や改善は、脳梗塞や心疾患などの病気予防にも繋がりますし、むくみが予防&改善されることで、代謝がアップするのでダイエットにも繋がりますよ◝(⁰▿⁰)◜✧
ピーマンの栄養⑤クエルシトリン
ク、クエルシトリン?!
あまり聞いたことがない名前ですが、クエルシトリンはピーマンの苦み成分で、ポリフェノールの一種です。
この苦みのせいで、幼少期の「ピーマン嫌い」が続出するわけですが(笑)、実はこの栄養成分もとても優秀で
降圧効果、便秘改善、利尿作用
などがあるスバラシイ栄養になるんですよ◎。
ちなみに、最近はこの苦み成分を取り除いたピーマンである「こどもピーマン」というものが発売されています!
こどもピーマンは苦みがないだけでなく
・肉厚でジューシー
・甘みがある
・ビタミンCやβカロテンが、従来のピーマンよりも豊富
などの特徴があるんですって。
このピーマンなら、子供(または、ピーマン嫌いな大人w)も、喜んで食べてくれそうですよね~。
で、そのこどもピーマンを探したんですが、ネットではなかった( >ㅿ人)
ただ、種はあったので、ご自宅で育ててみてもいいかも?!
自分で育てたピーマンなら、ますます美味しく感じるはず♪
お子さんと一緒に、ぜひ育ててみてくださいね。
ピーマンの栄養⑥カプサイシン
ピーマンの中でも、緑色のピーマンよりも成熟した赤ピーマンに、カプサイシンはより多く含まれています。
カプサイシンといえば赤唐辛子で知られていますよね?
その働きは
美肌効果、脂肪燃焼作用、血行促進効果
などがあります。
これまた、女子が嬉しい栄養(ノ*>∀<)ノ♡
そんなカプサイシン効果をしっかり得たい方は、こちらの赤ピーマンをどうぞ
高知県産の赤ピーマン500gになります。
赤い色は食卓も鮮やかにしてくれるから、嬉しいですよね。
実際のところ、赤い色が食卓にあると、食欲もアップすると言われているんですよ~。
でね、実はビタミンCやβカロテンの含有量は、緑のピーマンより、赤ピーマンの方が多いんです!
赤ピーマンで食欲アップ&嬉しい栄養をがっつりゲットしてくださいね☆
ピーマンの栄養⑦ピーマンのわたや種にも栄養がある?
そうなんです。
実は、ピーマンのわたや種にも、栄養があるんです・・って、これ、ご存知でしたか?
私、知らなかったので、これまできれいにわたや種を取り除いていたんですが、ピーマンは、わたや種は取り除かずに食べるのがおすすめなんですって。
で、わたや種にどんな栄養があるのかと言いますと、まずはカリウム。
そして、ピラジンやカプシエイトと呼ばれる栄養になります。
カリウムは先程ご紹介しましたが、ピラジンやカプシエイトの効果は?というと
・ピラジン(ピーマンの臭いのもととなる栄養成分)
効果:血行促進効果(冷え性改善、頭皮の健康改善→薄毛改善に◎)
・カプシエイト(カプサイシンが変化した栄養成分で辛みは唐辛子の1/1000程)
効果:血行促進効果、免疫力アップ
などになります。
ピーマンは丸ごと食べなきゃ、もったいない!
でも、わたや種がガッツリ目に入ってくるのは、イヤですよね~(笑)
なので、おすすめの調理法としては
・チンジャオロース(濃い目の味や色が◎)
・ミートソースやタコライス(みじん切りにすれば目立たないハズ)
・肉詰めにして、肉にわたや種を入れちゃう(絶対、バレない予感w)
などがいいかも◎。
ピーマンは丸ごと調理して、その栄養をあますことなく頂いちゃいましょう♪
あ、ただ、種の色が黒い場合は、傷んでいる可能性があるので、食べないほうが安心ですよo(。・‧̫・。)o
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ピーマンは食べ過ぎると体に悪い?
体に嬉しい栄養がたっぷりのピーマンですが、実は食べ過ぎると体に悪いとも言われています。
その理由は
・ビタミン過剰症
・アレルギー
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
ピーマンの食べ過ぎが体に悪い理由①ビタミン過剰症
ピーマンの食べ過ぎで、ビタミン過剰症が懸念されるのは、ビタミンCとβカロテンの2つの栄養成分になります。
・・が、結論としては、ピーマンの食べ過ぎで、これらの過剰症になる可能性はとても低いとされています。
まず、ビタミンCは1日1000mg以上摂取すると、下痢を引き起こす可能性があるので注意が必要と言われているんですが、ピーマン100gのビタミンC含有量は、76mg程になります。
ピーマン1個が40~60gになるので、仮に50gのピーマンの場合だと、1個当たり38mgのビタミンCが含まれていることになります。
で、このピーマンを、ビタミンC1000mg摂取するまで食べるには、26個のピーマンを食べなくてはならないんです。
26個って・・ちょっと、現実的ではないですよねぇ。
また、βカロテンについても、βカロテンはビタミンAに変換される栄養成分になり、このビタミンAは過剰に摂取すると、吐き気や腹痛などを引き起こす可能性があると言われています。
ただ、βカロテンは「必要に応じて」ビタミンAに変換されますので、不必要にビタミAが増えることはないので、過剰摂取になる心配はないんです。
これらのことから、ピーマンの食べ過ぎでビタミン過剰症になる心配はないと言える!
ただ、サプリメントなどでビタミンを取っている場合は、過剰摂取に繋がり体に悪い影響を与える可能性もあるので注意が必要になりますよ(*´ー`*)
ピーマンの食べ過ぎが体に悪い理由②アレルギー
ピーマンの食べ過ぎが体に悪い理由として、アレルギーを引き起こす可能性があると言われています。
しかも、ピーマンによるアレルギーは、口腔内の痒みなどの従来のアレルギー症状の他、下痢や嘔吐など、消化器系へ影響を与えることが多いんです。
詳しく解説しますね。
ピーマンのアレルギーによる「リーキーガット症候群」
アレルギーですから、食べ過ぎなくても起こり得ることになるんですが、ピーマンをはじめとするナス科の食べ物を食べて、下痢や嘔吐、腹痛や胃痛など消化器系への症状が出た場合は、レクチンやサポニン(グリコアルカロイド)により「リーキーガット症候群」を引き起こしている可能性があるんです。
リーキーガット症候群とは、
・腸の粘膜に穴が開く
・腸の粘膜に損傷箇所がある
などの状態で、ピーマンに含まれるレクチンやサポニンによって消化管壁に炎症が生じ、本来腸内にあるべき
・菌やウィルス
・炎症物質
・未消化のたんぱく質
などが、血液中に漏れて体内に蔓延し、アレルギーを引き起こしてしまうんです。
ピーマンに含まれる「レクチン」は、細胞同士を引き付ける作用がある為、消化管壁にダメージを受けてしまうことがあり、体質によってはリーキーガット症候群の原因になってしまうことがあるんです。
で、さらに、ピーマンに含まれている「サポニン」によって免疫系が活性化されてしまうので、アレルギーを引き起こしてしまうそうです。
症状は、下痢や嘔吐、胃痛や腹痛の他、便秘、膨満感、過敏性大腸炎、食後の倦怠感、頭痛、皮膚炎や湿疹などで、人によってそれぞれ異なるそうです。
ピーマンだけでなく、ナス科の野菜(なす、トマト、ししとう、唐辛子)でも、症状が起こり得るので、体調が優れない日が続く場合は、日頃食べている野菜を見直してみてもいいかもしれませんよね。
ピーマンのアレルギーによる「口腔アレルギー症候群」
ピーマンによって、口腔アレルギーを引き起こすこともあります。
具体的には
・口の中の痒みやイガイガ、腫れ、痛み
・喉の痒みやイガイガ、腫れ、痛み
・喘息
・湿疹
・鼻水
などで、重症化するとアナフィラキーショックといって、血圧低下を引き起こし、昏睡状態に繋がってしまう可能性もあります。
ピーマンを食べて、これらの症状が起こる場合は
・カバノキ科の植物
・イネ科の植物
の花粉にアレルギーがるケースがあり、これらの植物の花粉とピーマンが持つアミノ酸の配列が共通していることが原因となっているそうです。
アレルギーの場合、食べ過ぎなくても体調に異変が生じますので、ピーマンを食べて「おかしい・・」と感じたら、早めに病院を受診するのが安心ですよ( •⌄• )◞
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ピーマンは一日何個までが適量?
栄養たっぷりのピーマン、つい、その栄養効果を期待して食べ過ぎてしまいそうですが、ピーマンは一日何個までが適量になるのでしょうか。
この答えは「ピーマンの適量は一日3個まで」にしておくのが◎。
なぜ、一日3個までが適量なのかといいますと、先程「食べ過ぎると体に悪い」の項目で紹介しましたが、ピーマン1個50gとした場合、ビタミンCの含有量は1個38mg程になります。
で、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、成人の1日のビタミンCの摂取目安量は100mgとされているんです。
ということは、38mg×3個=114mgになるので、ピーマンは一日3個までにしておくのが適量といえる◎。
ただ、ピーマンの大きさによっても異なるので、調節してくださいね。
ちなみに、これは緑色のピーマンの話しで、赤ピーマンの場合はビタミンCの含有量が、ピーマン1個(50g)あたり85mgになるんです。
なので、一日1個半くらいにしておくのが適量になりますよ(๑•᎑•๑)
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ピーマンにはダイエット効果がある?
栄養たっぷりのピーマンですが、ダイエット効果はあるのでしょうか。
この答えは「ピーマンはダイエット効果が期待できる!」になります。
実は、今、ダイエット効果を期待してピーマンを食べている方が、多いのだとか。
なぜ、ピーマンにダイエット効果が期待できるのかというと、その理由は3つ
①カロリーや糖質が低い
ピーマン1個(50g)あたりのカロリーは10キロカロリー、糖質は1.5g程
②カプサイシンが含まれている
カプサイシンは脂肪燃焼効果がある栄養成分
③カリウムが含まれている
カリウムのむくみ予防&改善効果は代謝アップ→ダイエットに繋がる
など。
これはダイエットの期待大・・と、言えそうですよね♪
とはいえ、ピーマンだけを食べる「ばっかり食べ」や、食べ過ぎはNG!
確かに摂取カロリーは減るので、体重は落ちるかもしれませんが、筋肉がなくなってしまうので、むしろ太りやすい体質になってしまうんです。
なくなった筋肉のところに「脂肪」が蓄積してしまうんですねー。
なので、ダイエット中だからこそ、たんぱく質もしっかり摂って、バランスの良い食事をすることが大切!
ご飯の量を少し減らして、ピーマンメニューを付け加えるなどが、美しい&健康的なダイエットに繋がるはずですよ(ღˇᴗˇ)。o♡
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ピーマンと食べ合わせの良いものは?
さて、栄養たっぷりのピーマンですが、さらに効果的にピーマンを食べる為に、ピーマンと食べ合わせの良い食べ物を調べてみました☆
<がん予防、体力アップ、アンチエイジングに効果的な食べ合わせ>
ピーマン+小松菜、ニラ、シイタケ、ナス、卵など
<糖尿病予防、肝機能強化、滋養強壮に効果的な食べ合わせ>
ピーマン+山芋、牡蠣、玄米、イカなど
<高血圧予防、動脈硬化予防に効果的な食べ合わせ>
ピーマン+セロリ、こんにゃく、玉ねぎ、ふきなど
<美肌に効果的な食べ合わせ>
ピーマン+オリーブオイル、シイタケなど(←ピーマンとシイタケをオリーブオイルで炒めればgoodといことだよねー)
<夏バテに効果的な食べ合わせ>
ピーマン+牛肉、たけのこ、しょうが、もやし(←チンジャオロースがgood)
などになります。
栄養豊富なピーマンと相性のいい食材を合わせて、健康や美容を手に入れちゃいましょう╰(*´︶`*)╯♡
まとめ
ピーマンの栄養や、ピーマンは食べ過ぎると体に悪いのか、ピーマンは一日何個までが適量なのかを見てきました。
<ピーマンの栄養>
ピーマンには、ビタミンC、βカロテン、ビタミンB6、カリウム、クエルシトリン、カプサイシンなどの栄養が含まれている
また、ピーマンのわたや種にも、ピラジンやカプシエイトなどの栄養が含まれている
<ピーマンの食べ過ぎは体に悪いのか>
ピーマンは食べ過ぎるとビタミン過剰症になると言われているが、相当量食べない限り、その心配はなく、体に悪い影響を与える可能性も低い
ただ、ピーマンにアレルギーのある方は注意が必要
<ピーマンは一日何個までが適量か>
ピーマンは、大きさにもよるが1個50g程のピーマンの場合、一日3個までが適量
ピーマンの栄養には、改めてビックリですよね!
アレルギーの方は注意が必要ですが、何十個と食べ過ぎなければ、体に悪い影響を与える心配もなさそうでした。
とはいえ、毎日適量を楽しむのが、体には良いのかも。
家族みんなでピーマンを食べて、笑顔溢れる健康的な毎日を目指しちゃいましょう٩(*´꒳`*)۶°˖✧
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