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サクサクとしたパイが大好きな、私。
アップルパイなどのスイーツ系はもちろん、キッシュなども好きなので、時々パイシートを使ってせっせと作るんです。
ただですねー、どうも、3回に1回は生焼けになる・・しかも、その生焼けのパイも普通に食べちゃってるんだけど、生焼けのパイシートってお腹にどうなんだろ?
実は、お腹に悪かったりして(・∀・;)
そんなわけで今回は、パイシートの生焼けはお腹に悪いのか!
また、パイシートの生焼けの判断基準や、焼き直しの仕方などを調べてみました☆
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Contents
パイシートの生焼けはお腹に悪い?
パイシートの生焼けは、お腹に悪いのか。
この答えは「絶対的にお腹に悪くて、お腹を壊したり下痢をするわけではないものの、注意は必要」になります。
どういことかといいますと、まず、パイシートの原料は、小麦粉やマーガリーン、バター、塩などになるので、生焼けで食べたとしても、必ずしもお腹に悪い影響を与えるわけではないと、考えられます。
ただ!
本来小麦粉は、生で食べるものではなく、パイシートをはじめ、うどんやパスタ、パンなど、加熱することが前提の食材になり、小麦粉のでんぷんは、加熱することで
- 消化しやすくなる
- 甘みが出て美味しくなる
食材なんです。
その為、生で食べると、消化されにくく、お腹に悪い影響を与える可能性がある(そのうえ、美味しくないw)
また、小麦粉は製造段階で不純物などは取り除かれているものの、殺菌処理はされていないことが多いので、菌が付着している可能性もあると言われています。
これらの菌は、加熱することで死滅するものの、生焼けの場合は「注意が必要」になるんですよ。
とはいえ、生焼けのパイシートを食べたからと言って、必ずしもお腹に悪い影響を与えるわけではありません。
ご自身のお腹の弱さや強さ、また、その日の体調もよりますので、冷静に様子を見るようにしましょう。
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パイシートの生焼けの判断基準は?
では、パイシートが生焼けかどうかは、どう判断するのがいいのでしょうか。
パイシートの生焼けの判断基準は、まず見えている部分は「焼き色」をチェック!
きれいなきつね色になっていれば、焼けているサインになります。
で、パイシートの底など、フィリングで隠れている部分の判断基準は?というと、パイシートが型からスッと剥がれれば、生焼けの心配はありません。
型とパイシートの間にナイフなどを差してみて、型からきれいに剥がれるようであれば、焼けていますよ。
でね、パイシートが生焼けになる原因としては
- フィリングの水分がパイシートに浸透してた
- 火力不足
であることが、考えられるんです。
それぞれ詳しく解説させて頂きますが、これらの可能性があるか否かも、パイシートの生焼けの判断基準になりますので、覚えておくと便利ですよ♪
パイシートが生焼けの原因「フィリングの水分がパイシートに浸透した」
パイシートの上にフィリングを乗せて焼いた場合、フィリングの水分がパイシートに浸透し、温度が上がりにくくなって、生焼けになってしまった可能性があります。
具体的には
- フィリングの水分が多かった
- フィリングが冷める前に、パイシートに乗せた(フィリング熱いと、パイシートに水分が浸透しやすくなります)
- フィリングをパイシートに乗せて、すぐに焼かなかった(そのまま置いておくと、パイシートにフィリングの水分が浸透してしまいます)
になります。
心当たりはありますか?
予防法としては、
- フィリングの水分はしっかり飛ばす
- フィリングは冷めてからパイシートに乗せる
- フィリングをパイシートに乗せたらすぐ焼く
になるんですが、一番確実に生焼けを予防できるのは「フィリングを乗せる前に、パイシートを空焼きする」こと!
空焼きの方法は
- パイシートを型に乗せる
- パイシートの上にホイルを乗せる
- ホイルの上に重石を乗せる
- 180℃のオーブンで10~20分程焼く
になります。
空焼きをしておくことで、フィリングの水分が浸透しなくなるので、生焼けの予防になりますよ。
ただ、空焼きをして熱い状態のパイシートの上にフィリングを乗せてしまうと、パイシートの熱がフィリングの水分を引き出してしまうので、空焼きしたパイシートはしっかり冷ましてから、フィリングを乗せるようにしましょう。
ちなみに、重石はパイシート専用のものもあるんですが、もしお持ちでなければ、乾物の豆などでも◎ですが、よくパイシートでパイを作る・・という方は、パイシート専用の重石を常備するのもおすすめです。
例えば、こちら
パイやタルトなどを焼く際に使う、パイシート専用の重石になります。
500gとたっぷり入っているところが◎!
原材料はアルミニウムで、原産国は日本の安心な重石になりますよ~。
安心な重石を準備して、パイシートの生焼けを徹底阻止しちゃいましょう*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
パイシートが生焼けの原因「火力不足」
パイシートが生焼けの原因は、火力が足りなかったことも考えられます(当然っちゃ、当然なんですが(^_^;))
なぜ、火力不足になってしまうのかというと、そもそもオーブンって、ガスか電気かによっても火力は違ってきますし、何より、オーブンの機種ごとに微妙な火力の違いやクセなどがありますよね?
その為、レシピ通りに加熱しても、お持ちのオーブンによっては、火力が足りないということも、大いにあり得るんです。
なので、大事なことは「オーブンのクセを知っておく」こと!
「レシピには加熱時間が○○分と書いてある→ということは、うちのオーブンだと○○分」的な。
これは、何度かパイシートを焼いてると、分かってくると言われています(生焼などの失敗を繰り返しながらネ)
また、もしお持ちのオーブンの取扱説明書やHPに、パイシートを使ったレシピがあれば、そちらを参考にするのもおすすめです。
さらに、オーブンは
- 上段、下段、また中段によって、熱の伝わり方や強さが違う(上段に置くと、上部が先に焼き上がってしまうことが多い→パイなどの底をしっかり焼きたい場合は、下段に置くのが◎なことが多い)
- オーブンに適した大きさがある(オーブンの庫内に対して、パイが大きすぎると、十分に加熱されず生焼けになることが多い)
などを考慮して使うことも重要です。
あと、何といってもしっかり「予熱」をすることも大切!
使っているオーブンのクセを把握し、加熱時間や設定温度を微調整することも、パイシートの生焼け防止には大切になるんですよ☆
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パイシートの生焼けは焼き直しできる?
もし、パイシートが生焼けだった場合、焼き直しはできるのでしょうか。
この答えは、ご安心ださい「生焼けのパイシートの焼き直しは可能」になります。
パイシートの焼き直しの方法はいくつかあり・・
焼き直し方法①設定温度を上げて焼き直す
シンプルに、設定温度を上げてもう一度焼いてみましょう。
ただし、上部が焦げてしまう場合は、ホイルを被せるのが◎ですよ。
焼き直し方法②オーブンの下段に置いて焼き直す
オーブンの天板の上段は上からの熱が伝わりやすい一方、フィリングが入ったパイなど底のパイシートには熱が伝わりにくい特徴があります。
なので、下段に置くことで上からの熱を防ぎつつ、生焼けになりがちなパイシートの底部分にしっかりと熱を通すことができます。
底に焦点を当てて、焼き直しをする方法になりますが、もし、下段の天板に置いても火力が不安な場合は、網を置いてその上で焼いてみるのも◎ですよ(ただ、お持ちのオーブンによって使用方法は異なりますから、きちんと確認してくださいね)
焼き直し方法③直接天板に置いて焼き直す
パイシートを型に入れて焼き、生焼けだった場合は、型から出して天板に直接置いて、焼き直しをするのもおすすめです(その際、上部にはホイルを被せると◎)
型に入れて焼くと、どうしても熱が伝わりにくいので、生焼けになることが多いんです。
なので、焼き直しだけでなく、レシピに「型にパイシートを敷いて焼く」とあっても、毎回生焼けになるようだったら、天板に直接乗せる焼き方でトライしてみてもいいかも。
その際は、加熱時間や温度などは、様子を見ながら調節してくださいね( •⌄• )◞
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パイシートをサクサクにするには?
パイシートの生焼けの判断基準や、焼き直し方法がわかってきましたが、ここでさらにワンランクアップ・・パイシートをサクサクに焼き上げる方法を、ご紹介したいと思います。
これは、パイシートの生焼け防止に繋がることも多いので、ぜひ、チェックしてみてくださいね☆
パイシートとフィリングはしっかり冷ます
パイシートにフィリングを乗せる際は、パイシートもフィリングもしっかり冷ますことが大切です。
パイシートが熱いと、パイシート内の油分が流れ出てしまうので、サクサクに仕上らなくなってしまうんです。
これはフィリングが熱くても同様になります。
アップルパイなどのフルーツ系のパイもフィリングは煮込んで作りますし、キッシュなども作りたてのフィリングは熱いので、しっかり冷ますことが大切!
また、パイシートも空焼きをした場合は、しっかり冷ますようにしましょう(๑•᎑•๑)
パイシートにフィリングを入れたら素早く焼く
パイシートにフィリングを乗せたら、素早く焼くこともサクサクに仕上げる為には大切!
フィリングを乗せたまま時間が経ってしまうと、フィリングの水分がパイシートに浸透し、サクサクに焼き上がらなくなってしまうんです。
これは、先程見てみた「パイシートの生焼け」の原因にも繋がりますよねー。
パイシートにフィリングを乗せ成形したら、as soon as オーブンへGO(笑)
時間を置かずに焼くようにしましょう☆
予熱は予めしっかりしておく
パイシートを焼く際に、予熱をすることと思うんですが、まずこの予熱をしっかり行うことが大切!
パイシートとオーブンの温度差がきちんとあることで、サクサクのパイシートに仕上げることができるからです。
あと、パイシートの成形が終わったら、すぐに焼き上げるのが◎なので、予熱は予めしておき、パイシートの成形後すぐにオーブンに入れられるようにしておくことも重要です。
成形後に予熱をはじめてしまうと、予熱を待っている間に、フィリングの水分が浸透しサクサクにならなくなってしまうので要注意。
もし、予熱終了まで時間がかかる場合は、成形したパイシートは冷凍庫に入れておくのが◎
冷凍状態のままオーブンに入れてOKですが、その分、加熱時間を少し長めにするなど調節してくださいね(ღ˘ㅂ˘ღ)
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フィリングの水分はしっかり飛ばす
パイシートに乗せるフィリングの水分を、しっかり飛ばしておくことも大切!
フィリングの水分でパイシートがベチャっとなってしまうからです。
なので、アップルパイなどフルーツ系のパイは、生のものを使ってしまうと加熱後水分が出てしまうのでNG!
しっかり加熱したフルーツを使うようにしましょう。
ただですね、フィリングの水分が心配な場合は、ちょっとした秘策もあるんです。
例えば
- フィリングにコンスターチを混ぜて、水分が出るのを防ぐ
- パイシートを型に乗せたらパン粉、小麦粉、砕いたビスケットやクッキー、クラッカー、ケーキなどのスポンジ生地のいずれかを乗せてから、フィリングを乗せて水分を吸収させる
など。
これならパイシートに水分が浸透することなく、焼き上げることができそうですよね、生焼け予防にもいいかも♡
ひと手間&ひと工夫して、サクサク美味しいパイシートに仕上げちゃいましょう٩(๑> ₃ <)۶♥
まとめ
パイシートの生焼けはお腹に悪いのか、生焼けの判断基準や焼き直しについて見てきました。
<パイシートの生焼けはお腹に悪いのか>
パイシートの生焼けは、絶対的にお腹に悪くて、お腹を壊したり下痢をするわけではないが、そもそも小麦粉は生で食べるものではないので注意は必要
<パイシートの生焼けの判断基準>
パイシートの生焼けの判断基準は、見えている部分は、きれいなきつね色になっていれば生焼けの心配はない
フィリングなどで隠れている部分は、型からパイシートがスッと剥がれる、または、型とパイシートの間にナイフなどを差してみて、型からきれいに剥がれるようであれば、生焼けの心配はない
<パイシートの焼き直しの方法>
- 設定温度を上げて焼き直す
- オーブンの下段に置いて焼き直す
- 直接天板に置いて焼き直す
せっかく焼いたパイシートが生焼けだったらショックですよね、さらに、その生焼けのパイシートが原因でお腹が痛くなったりしたら、悲しすぎる・・。
そうならない為にパイシートの「生焼け判断基準」をもとに、しっかりチェック!
もし、生焼けだった場合はサクっと焼き直して、美味しく安全に食べるようにしましょう。
パイシートが上手に美味しく焼き上がることを、心から祈っています(ღˇᴗˇ)。o♡
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